介護予防について調べていると、
「通いの場」
という言葉が出てくることがあります。
でも、
デイサービスとは違うの?
どんな人が通う場所なの?
と思うこともあります。
通いの場とは、
地域の住民などが主体となって定期的に集まり、体操や趣味、交流などを行いながら、介護予防や社会参加につなげる場
です。
通いの場って何?
通いの場は、
高齢者などが、
地域の中で気軽に集まり、
活動したり、
人と交流したりする場所です。
たとえば、
- 体操
- 趣味活動
- 茶話会
- 食事会
- ウォーキング
- 農作業
- 多世代交流
- 健康づくり
など、
活動内容は地域によってさまざまです。
何のためにあるの?
大きな目的の一つは、
介護予防
です。
年齢を重ねても、
できるだけ元気に生活を続けられるように、
体を動かしたり、
人と交流したり、
外出する機会を持ったりします。
人と交流することも介護予防になるの?
はい。
介護予防は、
運動だけではありません。
人と会ったり、
会話したり、
地域の活動に参加したりすることも、
大切な要素です。
外出するきっかけができたり、
役割や生きがいを持ったりすることも、
地域で暮らし続けるための支えになります。
誰が運営するの?
通いの場では、
地域住民が主体となって活動する
形が多くあります。
たとえば、
- 地域住民
- ボランティア
- 自治会
- 地域の団体
などが中心となることがあります。
自治体や、
地域包括支援センター、
医療・介護の専門職などが、
活動を支援する場合もあります。
どこで行われるの?
場所もさまざまです。
たとえば、
- 公民館
- 集会所
- 自治会館
- 福祉施設
- 商店
- 飲食店
- 薬局
- 農園
- 屋外
などが使われることがあります。
「通いの場」という名前の専用施設があるとは限りません。
何をする場所なの?
活動内容は、
地域や参加者によって違います。
たとえば、
体操や運動
筋力の維持や、
転倒予防などを目的に、
体操や運動を行います。
趣味活動
手芸、
囲碁、
将棋、
歌、
園芸などを楽しむ場合があります。
交流
お茶を飲んだり、
話をしたり、
食事をしたりします。
健康づくり
血圧測定や、
健康について学ぶ機会を設ける場合もあります。
デイサービスとは違うの?
違います。
**デイサービス(通所介護)**は、
介護保険のサービスです。
介護事業所に通い、
食事、
入浴、
機能訓練などのサービスを受けます。
一方、
通いの場は、
住民主体の地域活動として行われるものが多く、
介護保険の通所介護そのものではありません。
ざっくり言えば、
デイサービス → 介護保険のサービス
通いの場 → 地域で集まって介護予防や交流をする場
と考えると分かりやすいです。
元気な人も参加できるの?
はい。
通いの場は、
すでに介護が必要な人だけのものではありません。
元気なうちから、
地域の活動に参加して、
介護予防や交流につなげることも大切です。
参加できる人や条件は、
それぞれの通いの場によって異なります。
要支援の人も参加するの?
参加することがあります。
要支援の人について、
介護予防ケアマネジメントなどを行う中で、
本人に合った地域の活動として、
通いの場への参加を考えることがあります。
介護サービスだけでなく、
地域の活動も組み合わせながら、
生活を支えることがあります。
総合事業とは関係あるの?
関係があります。
介護予防・日常生活支援総合事業
では、
地域の実情に応じて、
介護予防や生活支援を進めます。
その中でも、
住民主体の活動や、
地域での社会参加は、
大切な考え方の一つです。
通いの場は、
地域で介護予防を進める代表的な取り組みの一つです。
地域包括ケアシステムとも関係するの?
関係します。
地域包括ケアシステムでは、
高齢者が、
住み慣れた地域で暮らし続けられるように、
医療や介護だけでなく、
介護予防や生活支援、
地域でのつながりも大切にします。
通いの場は、
地域の中で人がつながり、
介護予防や社会参加を続ける場所として、
その一部を支えています。
専門職が来ることもあるの?
あります。
地域によっては、
- 保健師
- 理学療法士
- 作業療法士
- 管理栄養士
- 歯科衛生士
などの専門職が、
体操や健康づくりについて、
助言や支援を行うことがあります。
ただし、
活動内容や支援体制は地域によって異なります。
参加するにはどうすればいいの?
地域によって異なりますが、
- 市区町村
- 地域包括支援センター
- 社会福祉協議会
- 自治会
- 介護サービス情報公表システム
などで、
地域の通いの場について確認できる場合があります。
毎日通う場所なの?
必ずしもそうではありません。
週に1回、
月に数回など、
開催頻度はそれぞれです。
活動内容や、
参加方法、
費用なども、
通いの場によって違います。
参加する側だけなの?
いいえ。
元気な高齢者などが、
運営側として関わることもあります。
たとえば、
体操の進行、
会場の準備、
参加者への声かけなど、
地域活動の担い手になることもあります。
つまり、
支援を受けるだけでなく、自分も地域を支える側になれる
のが、
通いの場の特徴の一つです。
ざっくり覚えるなら
通いの場は、
「地域の人が集まって、体操や交流などを行い、介護予防や社会参加につなげる場」
です。
覚えておきたいポイントは、
- 住民主体で行われる活動が多い
- 介護予防につながる
- 人との交流や社会参加も大切
- 元気な高齢者も参加できる
- 公民館だけでなくさまざまな場所で行われる
- デイサービスとは別のもの
です。
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通いの場は、「介護が必要になってから通う施設」ではなく、「元気なうちから地域で人とつながり、介護予防や社会参加を続ける場所」と考えると分かりやすくなります。
分からない言葉があったら、ひとつずつ確認していきます。